秋に筋トレを始めるとダイエットに良い!その理由について解説
夏の暑さも終わり、涼しくなり始める時期である秋。そんな秋に筋トレを始めると、ダイエットに良いことがたくさんあります。この記事では、秋に筋トレを始めるとダイエットに良い理由について解説していきます。
ダイエットをするならこれ!筋トレを始めて賢く痩せよう
ダイエットをしているけれど、なかなかうまく行かなくて挫折しかけている人はいませんか?ダイエットには食事制限、有酸素運動などいろいろな方法がありますが、ここでは筋トレをおすすめしたいです。なぜダイエットには筋トレがおすすめなのかについて、説明をしていきます。
筋トレをすると基礎代謝が上がる
筋トレをして筋肉を増やすと、安静にしている状態で消費するエネルギーも多くなります。この「安静にしている状態で消費するエネルギー」のことを基礎代謝と言い、生きるために最低限必要なエネルギーと言い換えることもできます。
基礎代謝が下がると、人が生活することで消費するエネルギーが減り、だんだん太りやすく痩せにくい体質になってしまう可能性があるので、基礎代謝はできるだけ上げる必要があるのです。年齢を重ねると基礎代謝は下がる傾向にあるので、筋トレをすることで積極的に基礎代謝を上げていきましょう。
基礎代謝が上がると痩せやすくなる
基礎代謝が上がると、何もしていなくても多くのエネルギーが勝手に消費されていってくれるので、体脂肪が減少し太りにくく痩せやすい体になることが期待できます。
このため、ダイエットをしている人は、ただ食事制限をして痩せようとするよりは基礎代謝も上げることもあわせてやってみるともっと効率的に痩せることが可能です。
そして、基礎代謝を上げるには筋トレをして筋肉の量を増やすことが必要になってくるのです。
筋トレはダイエットの他にもメリットたくさん
筋トレは、ダイエット以外にも多くのメリットがあります。
まず、体がかっこよく引き締まります。筋トレを続けることでお腹・二の腕・太ももなど気になるところの見た目が次第に変わってきます。体重をただ減らすより、引き締まった体の方が健康的に見えますよ。
それから、筋トレは美容にも良いと言われています。それは、筋トレをすると肌に良い「成長ホルモン」が分泌されたり、血行が良くなることで肌が整ったり、睡眠の質が高まって肌の生まれ変わりを助けたりと、筋トレが肌に良い理由がたくさんあるからです。
また、筋トレはストレス発散にもなります。筋トレをすると、セロトニンというホルモンの分泌量が増加します。このホルモンは幸せホルモンと呼ばれ、分泌量が減るとストレスにつながってしまうので、筋トレをすることがストレス対策に有効だということが分かります。
このように、筋トレをすると驚くほど多くのメリットがあるということが分かります。
筋トレで発散できるストレス。ストレスを発散する他の方法についてもっと知りたい場合は、下記の記事も読んでみてください。
→ストレスが溜まるとどのような影響がある?発散する方法と一緒に紹介!
例えばこんな筋トレがおすすめ
筋トレをこの秋から始めてみたくなったという人へ、おすすめの筋トレメニューをご紹介します。どれも、簡単かつ自宅でできるものばかりです。気になるメニューを選んで、ぜひ自分でもやってみてください。
【ワイドスクワット】
ワイドスクワットは、お尻まわりに効くトレーニングです。通常のスクワットと比べて足幅をより広くするので、負荷がかかりきついかもしれませんが高い効果が期待できます。
●やり方
- 立った状態で、両足を肩幅の約1.5倍に大きく開く
- 両手を頭の後ろで組み、足のつま先をななめ45度外に開く
- 腰をゆっくりと下げていき、太ももと床が平行になったら元に戻る
- 10回1セットとし、2~3セット行う
※ひざがつま先よりも前に出ないように気を付けながら行いましょう。
【プランク】
プランクは、お腹まわりに効くトレーニングです。同じ姿勢をキープするだけなので一見何もしていないように見えますが、実は腹筋への刺激は強いので腹筋を効率的に鍛えることが可能です。
●やり方
- 肘から下を床につけ、うつ伏せになる(肘が肩の真下に来るように)
- 腰を浮かせ、頭からかかとまでが一直線になっているように意識する
- 30秒間キープする(お尻が上がらないように)
- 30秒1セットとし、2~3セット行う
※30秒キープするのが辛い場合は、少し時間を短くしましょう。その代わり2~3セットは必ず達成できるようにし、慣れてきたらだんだん30秒に近づけるようにしていきましょう。
【クランチ】
クランチは、お腹まわりに効くトレーニングです。腹筋トレーニングというと上半身全体を起こすきついトレーニングを思い浮かべがちですが、クランチは上半身全体を起こす必要が無いため、初心者向きのトレーニングであると言えます。
●やり方
- 仰向けになり、両ひざを立てる
- 頭の後ろを手で支える
- 上体を起こし、おへそが見えたら1~2秒耐える
- 2に戻る
- 10回1セットとし、2~3セット行う
※首を痛めないように、反動を使うことなくゆっくり行いましょう。
参照:自宅でできる筋トレメニュー6選!1週間のトレーニングメニュー例もご紹介|HAPPINESS! magazine(ハピネスマガジン) (tipness.co.jp)
秋に筋トレを始めると良い理由とは?分かりやすく解説!
秋に筋トレを始めると良いというのはなぜでしょうか?その理由について解説します。
快適な気候
秋は、暑くもなく寒くもなく快適な気温なので、外を歩くのも苦ではありません。それは、スポーツジムに通って筋トレを始めるのに最適な季節だということ。炎天下の中歩かなければいけない夏も、寒くて上着が必要な冬も、外に出るのにまず勇気が要ります。スポーツジムに通うことにまだ慣れていない通い始めの頃は、スムーズに家の外に出てジムまで行ける秋に設定するのがおすすめです。
基礎代謝量が増える
意外かもしれませんが、基礎代謝量は秋から冬にかけて増えるのです。その理由は、秋は気温が低くなり始めて体温との差が大きくなるので、体温をキープするのに体が頑張って熱を増やそうとするからです。このような理由から、冬が来る前に運動すると夏に比べて痩せやすいというメリットがあります。もちろん筋トレも、秋に始めたら基礎代謝がさらに上がり、効果が見えやすいので特におすすめできます。
クリスマス・正月に太るのを予防できる
クリスマスや正月はごちそうがいっぱい。楽しみですが、食べた後に体重が増えてしまうのはちょっと考え物です。体重が増えた後に慌てて筋トレを始めるより、秋のうちに筋トレを始めて基礎代謝を上げて痩せやすい体をあらかじめ作っておいた方が、太るのを最小限にできるのでおすすめです。
筋トレと秋にふさわしい〇〇を組み合わせて効果アップ!
筋トレだけでももちろん良いのですが、組み合わせるとダイエット効果がアップする、秋ならではのものがあります。ここでは、筋トレと組み合わせたい2つのものをご紹介します。
有酸素運動と筋トレを組み合わせてみよう
有酸素運動とは、ジョギングやウォーキングなどの長時間続けられる強度の運動のことを指します。有酸素運動をすることで脂肪を燃焼させることが可能です。秋は、夏に比べて汗をかきにくいため、心地よく有酸素運動をするのに適しています。
筋トレを行うと基礎代謝が上がり、有酸素運動を行うと脂肪を燃焼させられるので、違った角度からダイエットの効果を上げることが可能です。そして、筋トレを先に済ませて成長ホルモンが増えてから有酸素運動を行うと、有酸素運動による脂肪燃焼をさらに効率的にすることができます。
例えば、スポーツジムで筋トレをした後、遠回りをしながら歩いて帰宅するだけでも、筋トレと有酸素運動が組み合わさったことになります。ちょっとした工夫で筋トレと有酸素運動の組み合わせは実現するので、ぜひいろいろ試してみてください。
秋の味覚を楽しみつつ筋トレをしよう
秋の味覚として、サンマや鮭が挙げられます。これらは美味しいだけでなく良質なたんぱく質を多く含みます。たんぱく質は筋トレやダイエットの強い味方です。
筋トレをすることで筋肉が壊れ、その後筋肉が修復されるという繰り返しで筋肉は大きくなっていきます(これは「超回復」と呼ばれています)。この中でも一番重要なのが「筋肉が修復される」時です。この時必要になってくるのが休養とたんぱく質なのです。せっかく筋肉が大きくなろうとしている時に、肝心の栄養が体に届かなければ筋肉が大きくなることはありません。これは非常にもったいないことです。
トレーニング後に体が欲しがっている栄養を、例えばサンマや鮭といった秋の味覚を楽しむことで確実に届けてあげることが大切です。秋の味覚・サンマや鮭を調理して、筋トレ後に美味しく食べるだけで筋トレの効果を上げることができますよ。
秋は体を動かすのに最適な季節!さあ筋トレを始めよう!
筋トレというと面倒、難しそう、など負のイメージが浮かびますが、そんなことはありません。筋トレはシンプルな動きが多いので思ったよりも簡単にできますし、筋トレをする直前までは「嫌だな」「面倒だな」と思っていても、筋トレを実際に終えると意外にも「達成感」「爽快感」を感じている自分に気づくでしょう。
秋は筋トレを始めるのに様々な面でおすすめの季節です。スクワットや腕立て伏せなど自宅でもできることから始めてもいいですし、スポーツクラブに入会してジムのマシンを利用するのもいいですね。体を動かしやすい季節・秋に、体が喜ぶような運動を始めてみませんか?
筋トレやアウトドアに関する記事は他にもあります。こちらの記事でテーマごとに記事をまとめているのでチェックしてみてください。