子どもと過ごす冬休みin札幌!おうちでの過ごし方も紹介
もうすぐやってくる冬休み。家にいる子どもとどうやって過ごしたら良いか分からず困っている人はいませんか?この記事では、札幌の冬ならではのおうちでの過ごし方やおすすめのお出かけスポットをご紹介します。
おうちで過ごす冬休み!室内遊び・外遊びのアイデアを紹介
幼稚園や学校は休み。冬の空はどんよりとしていて暗い。そんな中でも積極的に朝早く起きて1日をスタートさせたくなってしまうような冬休みの過ごし方があったら良いですよね。
そこでここでは、寒い日でも暖かなおうちの中で楽しく過ごせる室内遊びや、寒い札幌だからこそできる外遊びのアイデアをご紹介します。
まずはおうちの中でできる室内遊びから。スキンシップができる遊びから工作、手芸、食べることまで様々です。
おしくらまんじゅう
縄跳びなどを使って輪を作り、床に置きます。その中に親子で背中合わせになって立ち、押し合いっこをします。縄から足などがはみ出してしまったら負けです。
「おしくらまんじゅう押されて泣くな」と歌いながらやるとさらに盛り上がります。押し合いっこをしているうちに体がポカポカしてくるので、おしくらまんじゅうは冬にぴったりの遊びです。
また、おしくらまんじゅうは親子でスキンシップを楽しめる良い機会なので、たくさん遊んで心もポカポカになりましょう。
参照:冬 「ポカポカおしくらまんじゅう」 寒いとき|遊びのヒント|ベネッセ教育情報サイト (benesse.jp)
アイスを食べながらこたつで過ごす
こたつに入りながらアイスを食べるのも冬にやってみたいことの一つです。口の中は冷え冷え、でも体はこたつに入っているから暖かい。そのギャップがクセになりそうです。
お店でアイスを買って食べるのも良いですが、冬休みはたっぷり時間があるので子どもといっしょにアイスを手作りしてみるのもおすすめです。
例えば、フルーツを凍らせるだけでも簡単においしいアイスキャンデーが出来上がるので、いろいろなフルーツで試してみてください。
100均材料で工作をする
100均だからと侮るなかれ!今の100円ショップでは便利な工作グッズが非常に多く売られていて、色も原色だけではなくスモーキーカラーやラメなどお洒落なものが揃います。工作キットなどもあるので、初心者でも安心して取り組むことができます。
工作のやり方が解説されている動画はネット上にいろいろ公開されているので、それを見ながらおうちで親子一緒に工作に没頭するという過ごし方はいかがでしょうか。
あったかはたおり
子どもにおすすめの冬の過ごし方として「はたおり」があります。「はたおり」というと、織り機を使って複雑なやり方で布を織っていくという難しそうなイメージがあります。しかし、織り機は段ボールでも作ることができ、一度やり方を覚えれば子どもでも簡単に作品を完成させることが可能です。
「はたおり」はひたすら手を動かしてコツコツ作業をするので集中力が養われるのがメリット。また、毛糸で編めば出来上がりが早いだけでなくぬくぬくしながら織り進められるので冬に適していると言えます。
参照:手織り物を作ろう!①ダンボールで織り機づくり | Craftie Style
しんぶんしハウス
椅子やテーブルに新聞紙をかぶせて、養生テープで貼って、しんぶんしハウスを作りましょう。中は薄暗いので窓を作ったり、懐中電灯を持ち込んだりしてもワクワクできます。子どもは自分だけの秘密基地ができたことに大喜びすることでしょう。
遊んでいるうちにハウスの形を変えたくなったら椅子などを足したり位置を変えたりすればいいのでアレンジもしやすいです。お友達といっしょに遊んで複数の秘密基地を行き来するのも楽しそうですね。
参照:ガサゴソ…!秘密基地〜新聞紙で楽しむ手作りハウス〜 | 保育と遊びのプラットフォーム[ほいくる](hoiclue.jp)
折り紙で雪の結晶作り
折り紙を折って、ある形に切って広げると雪の結晶ができることを知っていますか?大きいものや小さいものをたくさん作って、壁の上の方に小さいもの、下の方に行くにつれて大きいものを全体が三角になるように貼ればクリスマスツリーの出来上がりです。雪の結晶は、例えば青系なら青、シルバー、水色と色の系統を揃えるとよりお洒落になりますよ。
札幌市の幼稚園や小学校の冬休みは、2024年は12/26からなので冬休みにクリスマスの準備をするわけにはいきませんが、違うお休みの日にでもぜひトライしてみてください。
参照:おりがみで雪の結晶/クリスマス飾りの画像 (pinterest.jp)
正月の遊びをする
冬休みの期間にはお正月があります。親戚が集まって挨拶をするご家庭も多いことでしょう。子どもがたくさん集まったら、みんなで福笑いやこままわし、凧揚げ、百人一首など正月の遊びをして楽しんでみてはいかがでしょうか。
また、正月遊びで楽しめるのは必ずしも正月だけとは限りません。正月に向けて、福笑いや凧揚げの凧を自作するのも楽しいものです。世界に一つだけの作品を作って、それを使って正月に遊んで楽しむ。とても有意義な冬休みの過ごし方ですね。
次はおうちの近くで楽しめる外遊びのアイデアをご紹介します。どれも、雪が多くて寒い札幌ならではの遊びばかりです。
氷のオブジェを作る
小さなバケツに水を少しだけ入れて、その中に木の葉や木の実、木の枝をトッピングするように入れます。そのバケツをそのままおうちの外に置いておくだけで、カチカチに凍ります。凍ったら取り出して、家の前などに飾れば素敵なオブジェの出来上がり。これを応用してアイスキャンドルを作ることもできます。
氷のオブジェを並べるとかなりインパクトのある玄関先になって楽しいですよ。中に入れるものをいろいろ替えて遊んでみてください。
公園でそりすべり
雪がたくさん積もったら、近くの公園にそりを持って遊びに行きましょう。どこの公園にも大抵ある小さな山を登って、子どもといっしょにそりすべりをすれば自然と笑顔がこぼれます。時には小さなジャンプ台を作ってその上を滑ってみるのもスリルがあって楽しいです。
市販のプラスチックのそりを購入するのも良いですが、お米の袋でそりを自作するのもおすすめ。簡単に作れる上によく滑るので楽しいですよ。
参照:簡単!米そり(米袋そり)の作り方|材料は家にあるものだけでそり遊び – キタログ (kitalog634.com)
おもしろ雪だるまづくり
家の前にもたくさん雪が積もったら、子どもといっしょに雪だるまを作ってみましょう。雪だるまを作ることは除雪の意味でも良いこととされています。
慣れてきたら、アニメのキャラクターにそっくりの雪だるまを作ったり、かまくらを作ったりといろいろ楽しめそうです。また、雪だるまに折り紙や石、果物などで目や鼻、口をつけてあげればさらにリアルになって可愛いです。工夫して世界に一つだけのマイ雪だるまを作ってみてください。
さあ出かけよう!冬に行きたい札幌のお出かけスポットはここ
おうちで遊ぶのも楽しいですが、たまには少し遠出をして札幌の冬のフィールドに遊びに出かけるのも良いものです。雪のおかげで、同じスポットでも夏とは全く違う顔を見せてくれるので、夏との違いを感じながら思いっきり遊んでみましょう。
ここでは冬に行きたい札幌のおすすめスポットをご紹介します。
滝野すずらん丘陵公園
滝野すずらん丘陵公園では、冬になると「滝野スノーワールド」がオープンします。この公園がある場所は、札幌市中心部より標高が高いので気温が低いのが特徴。その寒さのおかげで「アシリベツの滝」の氷瀑が見られるなど神秘的な光景に出会うことができます。
また、チューブそりやスキー、スノーシュー、歩くスキーをたっぷり楽しめるので子どもが喜ぶこと間違いなしです。特にチューブそりは200mもの長さの6コース(最大)が整備され、下からスタート地点まで引っ張って連れて行ってくれる「ロープトウ」があるので移動も楽です。
このように、園内には遊びがいっぱいなので1日居ても飽きないくらい楽しめますよ。
参照:takinopark-home – 滝野公園公式ウェブサイト
円山動物園
冬に動物園に行っても楽しくないのでは?と漠然と思ってしまう人は少なからずいるでしょう。しかし実は、そうでもないのです。円山動物園には、冬の寒さに強くて雪の中でこそ魅力が増す動物がいます。例えば、ホッキョググマやユキヒョウ、エゾユキウサギ、ニホンザルなどというように。
彼らは冬に活動的に動き回るので、その様子をじっくり観察できて楽しめます。また、エゾユキウサギは夏に茶色だった毛が真っ白になり、ニホンザルは体毛が夏に比べて厚くなるので、そこに気を付けて見てみるのもおもしろいです。
動物を観察していて寒くなったら、ゾウ舎やキリン館2Fなどの動物を見ながら座って休める場所、または休憩所に行けばひと息つけます。冬も魅力が満載の円山動物園、おすすめです。
参照:冬こそオススメ!円山動物園/札幌市円山動物園 (city.sapporo.jp)
モエレ沼公園
広くて、北海道の雄大さを感じられるモエレ沼公園。冬には当然そこにも雪が降って、見渡す限り雪景色が広がる真っ白な世界になります。モエレ山を登ると、雪化粧した札幌の街並みが一望できます。
そして、モエレ山を登ったならぜひやりたいのがそりすべり。傾斜がきついので、スピードが出ても大丈夫ならトライしてみましょう。そりやスノーシュー、歩くスキーなどは借りることも可能です。
参照:用品レンタル | モエレ沼公園-イサム・ノグチ設計 (moerenumapark.jp)
ばんけいスキー場
ばんけいスキー場は、札幌の中心部から車で約20分というアクセスの良さが嬉しいスキー場です。子どもが安全に楽しく遊べる「わくわくスノーランド」があり、親子で入ることも可能です。「わくわくスノーランド」ではそりや米そり、スキー、スノーストライダーなどを楽しむことができます(これらの遊具は無料で貸し出してくれます)。スノーエスカレータも運行しており、移動が楽ちんです。
また、傾斜がなだらかなので、安全にスキーを楽しみたいスキー初心者の子どもやそりすべりであまりスピードを出したくない子どもにもおすすめ。雪と楽しく遊びたい人は大人も子どももばんけいスキー場へ行ってみてください。
参照:わくわくスノーランドOPEN(更新) | 北海道でスキー・スノボーなら札幌から20分【さっぽろばんけいスキー場】 (bankei.co.jp)
さとらんど
さとらんどは、モエレ沼公園の隣にある「自然とのふれあい」などがテーマの公園です。さとらんどでも冬遊びが可能で、そりすべりやチューブすべり(無料貸し出しあり)を楽しむことができます。
また、バナナボートやトラクター遊覧、馬そり、えさやり体験も、体験可能となっています。こちらは有料ですが子どもが興味を持ちそうなものばかりですね。
ただ、さとらんどの冬遊びは天候や積雪の状況などにより中止になる可能性があります。公式サイトで状況を確認してから出かけるようにしてください。
参照:冬のレクリエーションのお知らせ / Winter activities information (satoland.com)
札幌藻岩山スキー場
札幌藻岩山スキー場は、札幌駅から車で約30分のところにあるスキー場です。こちらのスキー場の特徴は、スノーボードが全面禁止になっていること。スキーで安全に楽しく滑りたい人にはおすすめのスキー場となっています。
また、藻岩山から見える景色は素晴らしく、ナイタースキーでは札幌市内の夜景を見ながらロマンチックに滑ることができます。
子ども向けのエリアとしてはそりすべりや雪遊びができる「なかよし広場」があります。親子スキーヤーに人気のファミリーゲレンデも近くにあり、なだらかな斜面でゆったりと滑れるのでおすすめです。
参照:札幌藻岩山スキー場 | 観光施設 | 観光スポット | ようこそさっぽろ (sapporo.travel)
冬休みは冬の良さが思いっきり味わえる過ごし方がおすすめ
冬休みは時間がある反面、気がつくと大人も子どももダラダラ過ごしてしまいがち。それも素敵なのですが、たまには「この日はこれをやる!」と目標を立てて1日を全力で過ごしてみる日があってもいいかもしれません。
場所はおうちの中なのか外なのか、少し遠出をして出かけるのか、自分はどうしたいのかをしっかり自分に問いかけて、自分のしたいこと、子どものしたいことを思いっきりやってみましょう。
そして、冬なのだから冬にしかできないことを遊びに取り入れてみることも大切です。この記事を参考にしつつ、ぜひ札幌の冬休みを満喫してください。
冬の記事や、子どもとの過ごし方についての記事は他にもあります。厳しい冬を乗り越えるための話題をチェックしたい方や子どもといろいろなことを楽しみたい方は、こちらのまとめ記事もぜひ参考にしてみてください。