ユーリード福住のお仕事紹介その④~コラム作成~
ユーリード福住のコラム作成のお仕事とは一体どんな感じなのでしょうか。今回はどのようにして毎回のコラムが出来上がるのかをまとめてみました。また、コラム作成の仕事に携わっている二人の対談を通して、仕事と向き合う上での心構えは何か、仕事をする上で大変だと思うことなど、現場の声をお届けします。
コラムの作り方~テーマ決めから校正まで~
ユーリード福住のコラムは、どのようにして出来上がるのでしょうか。ユーリード福住でコラム作成の仕事に携わっている人は2人います。2人ともSEOを意識したコラムづくりをしています。SEOとは自分のページを検索エンジンの検索結果の上位に表示させるための対策のことを指します。ここでは、当コラムを書いている私が、SEOの観点からどうやってコラムを完成させているのかを解説します。
テーマ決め
まず、どんなテーマの記事にするかを決めます。
季節に合った記事を書きたい時は、例えば夏だったら、夏から連想される言葉を挙げていきます。夏→浴衣、花火、キャンプ、果物狩り、プール、というように。
この中から記事の主要なテーマを表す「メインキーワード」を決めて、さらに詳細な内容をカバーする「サブキーワード」を決めます。これらのキーワードを使って、今度はタイトルを決めます。タイトルの文字数は32文字以内が良いと言われています。
例えば私はメインキーワードを「浴衣」、サブキーワードを「札幌」「イベント」という風に設定しました。これらを使ってタイトルを「今年は浴衣を着たい!浴衣豆知識と札幌近郊の夏イベントまとめ」に決めました。キーワードを使い、限られた文字数でいかにユーザーの興味を引くタイトルにするかが腕の見せ所です。
インターネットユーザーが知りたいと思っていることから記事を書きたい時は、「ラッコキーワード」というサイトを使うと良いです。何かの言葉を入れると、その言葉にプラスしてサジェスト(Googleなどで検索時にキーワードを入力すると、その後に検索されるということを予測して表示されるキーワードのこと)を一覧にして出してくれるというものです。
例えば、検索窓に「浴衣」と入力すると、「浴衣 帯」「浴衣 どっち上」という風に言葉が出てきます。この「帯」「どっち上」というのがサジェストです。
サジェストというのは検索数が多く需要のあるキーワードなので、この一覧を見ればインターネットユーザーが知りたがっていることが一目で分かります。よって、ここからメインキーワードやサブキーワードを選んでも良いでしょう。
参照:ラッコキーワード|無料のキーワード分析ツール(サジェスト・共起語・月間検索数など) (related-keywords.com)
ディスクリプションと目次を設定する
次に、ディスクリプションと目次を設定します。
ディスクリプションとは、メタディスクリプションとも言い、検索結果ページで各サイトのタイトルの下に表示されている説明文のことを指します。その記事にはどんなことが書かれているのか概要をざっくり説明する文章のことで、だいたい70文字くらいで書くのがおすすめです。ディスクリプションにはメインキーワードとサブキーワードを必ず含めるようにしましょう。
ディスクリプションが決まったら、目次を書きます。「大見出し」「小見出し」を太字にしたり大きさを変えたりして、読んだ人が分かるように設定します。目次はコラム記事の設計図のようなもので、目次を見ればその記事にどんな内容が書かれているのかが大体分かります。逆に言えば、目次に書いてある見出しとは外れる内容を書くことはせずに、見出しに見合った内容を書く必要があるということです。
テーマについて調査する
テーマについて自分が詳しくないと記事が書けません。そのため、テーマについての調査は入念に行い、その記事のジャンルについて詳しくなってから記事を書き始める必要があります。自分が設定したメインキーワードとサブキーワードで実際に検索して、上位に出てくる記事(この記事のことをライバルサイトと言います)は目を通しておきましょう。調査をしてテーマについての知識が十分に頭に入ったら、準備完了です。今度は自分の言葉で記事を書く番です。
コラム記事の本文を書いていく
いよいよ、記事本文を書いていきます。
注意点は以下です。
読者のニーズを把握:記事を読む人が何を求めているのかを常に考え、それに合った内容を、記事を書くことで提供できるようにする
見出しに忠実に:見出しから内容が逸脱しないようにする
文の長さ:一文は長く繋げすぎず、適切な長さにする
読みやすさ:読み返さずに、1回読むだけで理解できるように文の組み立て方を工夫する
信頼できる情報源:引用や参照を行う場合は信頼できるサイトから行うようにする
校正をする
記事が出来上がったら最初から読み直して、変なところや誤字・脱字、表記ゆれなどが無いかどうかを確かめます。最後にChatGPTに文章を見てもらってアドバイスをもらうこともあります。ChatGPTに見てもらうのはあくまでも意見を求めるだけで、自分の意見とあまりにも食い違う場合は聞き流していますが、自分とは全く違う視点での指摘は勉強になります。
コラムを書いている二人による対談
ここでは、実際にコラムを書いている二人の対談をお届けします。
仕事をしていて大変だと思うことはありますか?
大変な点は内容の正確性を保つ点です。不特定多数の人に情報を伝達する仕事のため、不正確な情報を扱うと問題になるおそれがあります。情報元が正確でも記事の書き方で不正確に伝わる可能性もあるため、書き方への注意が必要な点でも大変です。
それから私もこの仕事が好きです。
文をどのように組み立てれば読者により良く伝わるかを考えるのが楽しいです。
あと、調査をするうちにいろいろなことに詳しくなれるところも気に入っています。
大変だと思うことは、あまり無いのですが、強いて言えばテーマ決めでしょうか。日々、ネタを探しながら生活しています、と言ったら言い過ぎかもしれませんが(笑)
コラムのテーマはいつもどうやって決めているのですか?
では、文章を書くときに何か気を付けていることはありますか?
情報源の選択も重要です。なるべく正確な情報を使えるように「政府・自治体のような公的機関」「サービス提供元の公式サイト」などを重視して活用しています。
ユーリード福住が気になっている人へ
最後に、ユーリード福住に興味のある人に向けて届くように話題を設定しました。
コラム作成の仕事について解説してきました。何を書こうか悩んだり考えがまとまらなかったりと大変なことはあるけれど、何かを一から作り上げる楽しさを感じられる仕事でもあります。対談を通して、普段知ることのできないコラム作成チームメンバーの考えにも触れることができてとても有意義な時間でした。これからもコラム作成チームで力を合わせて読み応えのあるコラムを発信し続けていきます。
ユーリード福住についての記事は他にもあります。こちらの記事でテーマごとに記事をまとめているので、ぜひご覧になってみてください。