年末といえば大掃除!場所別の掃除方法を知って家中きれい♪

公開日:2024/12/27
年末といえば大掃除!場所別の掃除方法を知って家中きれい♪

今年の年末こそ大掃除を頑張りたいけど、何をしたらいいか分からないという人へ。ただやみくもに掃除をしていては、大掃除は1日で終わらなくなってしまいます。ここでは、掃除のコツや場所別の掃除方法を詳しく解説します。

大掃除を効率的に行うには計画と準備が大切!掃除のコツも伝授

大掃除の計画を立てず準備もせずに、ただやみくもに掃除をしているだけでは効率が悪く、大掃除はいつまでたっても終わりません。ここでは、大掃除の計画の立て方や準備すべきもの、掃除のコツなどについて解説します。

大掃除の計画を立てよう

まず、掃除する日にちと場所を決めます。何日かに分けてもいいですし、1日で終わらせるというのでも大丈夫です。1日で終わらせる場合は、ここもあそこも!と欲張るのではなく、最低限ここだけはきれいにしたいという場所をいくつか厳選するようにしましょう。
場所を決めたら、今度は掃除する順番を決めます。順番を決める時に注意したいのが、掃除場所にはそれぞれ適した順番があるということです。
例えば、窓ガラスの掃除は日の光が強いと光が反射して窓に付着した汚れが見えにくくなるため、晴れの日の場合は午前中か夕方に掃除すると光が強すぎなくてやりやすいと言われています。
また、洗剤をなじませて放置する方法で掃除をする場合、放置する時間を考えなければならないため、午前中にあらかじめ洗剤をなじませておくのがおすすめです。
これらのことをふまえて掃除する順番を決めたら、目安となる時間を設定します。ポイントは、掃除していて設定した時間が来たら掃除を終えることです。細かい汚れにこだわって時間をかけすぎてしまうと、他の場所の掃除の時間が足りなくなってしまうからです。

必要な道具と洗剤を準備しよう

次に、必要な道具や洗剤を準備します。家に無いものは購入するのも良いでしょう。道具や洗剤を揃える時のワクワク感は、そのまま大掃除に対するモチベーションに繋がるので、大切にしたい時間ですね。

【大掃除に必要な道具】

  • マスク
  • ゴム手袋
  • メラミンスポンジ
  • 雑巾
  • 使い古しの歯ブラシ
  • 新聞紙
  • バケツ など

【大掃除に必要な洗剤】

  • 中性洗剤
  • 重曹
  • セスキ炭酸ソーダ
  • クエン酸
  • 酸素系漂白剤 など

大掃除を効率的に行うコツ

大掃除にはいくつかのコツがあり、それに気を付けないと二度手間になる、時間がかかる、効率が悪いなど困った事態になりかねないので注意が必要です。大掃除の時に気に留めておきたい3つのコツをご紹介します。

●「上から下へ」「奥から手前へ」
掃除は「上から下へ」「奥から手前へ」の手順で行うと良いです。
「上から下へ」とは、まず天井、次に壁、最後は床というように、上から下の順番で掃除をしましょうという意味になります。その理由は、ゴミや埃は上から下に落ちてくるため、例えば床から掃除してしまうとその後天井を掃除した時に天井から埃が落ちてきて床を再び掃除しなくてはならなくなるからです。
「奥から手前へ」とは、玄関から見て一番離れている「奥」の部屋から掃除を始めて最後に玄関の掃除をしましょうという意味になります。逆に手前から始めてしまうと、一回掃除した場所を通って逆戻りし、もう一度掃除をする羽目になるからです。また、ワックスがけの時なども「奥から手前へ」を実践することによりワックスを塗ったところを踏まないで済みます。

●完璧を求めない
特に、大掃除を1日で終わらせたい場合は、「完璧を求めない」ことが大切になってきます。例えば、普段なら気づかない小さな目立たない汚れが気になって落とすのに時間をかけすぎてしまうのはあまりおすすめできません。目立たない汚れを落とすことにこだわりすぎると、時間がかかって他の部屋が掃除できなくなってしまいます。大掃除を何日もかけて行う場合は細かいところにこだわるのも良いのですが、1日で終わらせたい場合は完璧主義者にならず、掃除を終わらせることを最優先に考えましょう。

●断捨離を事前に行う
着なくなった服、使わなくなった物は大掃除の前に捨てるようにしましょう。ゴミ捨ての日をチェックしておいて、年が明ける前にゴミを出してしまうとスッキリしたお正月を迎えられます。大掃除をする時も、断捨離をした後だと物が少なく掃除がしやすいのが嬉しいですね。

大掃除では計画が一番重要です。計画さえ立ててしまえばあとはやるだけなので、念入りに準備しましょう。

キッチンやお風呂もこれでピカピカ!場所別おすすめ掃除方法

ここでは、場所別の掃除方法を解説します。掃除場所に適した洗剤も紹介します。

キッチン

【キッチンに適した洗剤はコレ!】

  • 重曹(粉のままでも、ペーストにしても、水に溶かしても使えます)
  • セスキ炭酸ソーダ(粉タイプ、液体タイプ両方あると便利です)
  • 酸素系漂白剤(オキシクリーンが有名です)
  • 中性洗剤(食器洗い用など)
  • 塩素系漂白剤
  • クエン酸

【掃除方法】

トイレ

【トイレに適した洗剤はコレ!】

  • トイレ用中性洗剤
  • 重曹
  • クエン酸

【掃除方法】

  • 便器
    中性洗剤を便器の中にスプレーし、ブラシで汚れを落とします。トイレ用掃除シートかトイレットペーパーに洗剤を染み込ませたもので便座や便座の裏、便器の外側などを拭きます。

  • トイレ用掃除シートで腰の高さくらいまでを拭きます。

  • トイレ用掃除シートで拭きます。特に、便器と床の境目の部分は汚れやすいので念入りに。
  • 換気扇
    掃除機で埃を吸い取ったり、雑巾で拭き取ったりしてきれいにします。

    参照:トイレ掃除のやり方|掃除頻度とラクラクおすすめグッズ15選 – くらしのマーケットマガジン (curama.jp)

洗面所

【洗面所に適した洗剤はコレ!】

  • お風呂用中性洗剤(黒ずみを落とすのに適している)
  • クエン酸(白っぽい水垢を落とすのに適している)

【掃除方法】

まず全体にお湯をかけてからお風呂用中性洗剤をスプレーし、スポンジでこすります。水で洗い流します。白っぽい水垢が落ちない場合、クエン酸を溶かした水にキッチンペーパーを浸し、気になるところに貼り付けます。30分~2時間ほど放置した後スポンジでこすって汚れを落とし、すすぎます。コップや歯ブラシホルダーのヌルヌルしているところを拭き取ります。

参照:洗面所の掃除におすすめの洗剤は?カンタン掃除方法を動画で紹介! | コジカジ (cojicaji.jp)

お風呂

【お風呂に適した洗剤はコレ!】

  • お風呂用中性洗剤
  • 重曹またはセスキ炭酸ソーダ(湯アカ・皮脂汚れを落とすのに適している)
  • クエン酸(水垢・石鹸カスの汚れを落とすのに適している)
  • 塩素系漂白剤(黒カビを落とすのに使う)
  • 酸素系漂白剤

【掃除方法】

まず換気扇をつけてから掃除を始めます。塩素系漂白剤なども使用するため、メガネ・マスク・ゴム手袋をつけることも重要です。

  • 浴槽
    全体にお湯をかけてからお風呂用中性洗剤をまんべんなくスプレーし、スポンジなどでこすります。水ですすぎます。
  • 床と壁
    汚れの種類に合わせた洗剤をスプレーし、ブラシやスポンジでこすります。黒カビを落とすために塩素系漂白剤を使う場合は、汚れにつけて15分ほど置き、水で洗い流します。

  • 鏡についている水垢はクエン酸を使って取りましょう。落ちにくい場合はクエン酸水とラップでクエン酸パックをすると効果的です。
  • 天井と換気扇
    天井はモップなどに洗剤をつけて拭き、水拭き→乾拭きの順で仕上げます。換気扇はパネルとフィルターの埃を掃除機で吸い取った後固く絞った雑巾で拭くなどしてきれいにします。難しい場合は業者に掃除を依頼するというのも一つの方法です。
  • 排水口
    髪の毛などのゴミを捨て、パーツを分解して洗います。排水口の中にポンと入れるだけで除菌・消臭・ぬめりを除去してくれるタブレット型の薬剤も売られているのでそちらもおすすめです。

    参照:お風呂掃除のやり方とコツ|水垢・カビを簡単に落とす方法やプロの掃除術も – くらしのマーケットマガジン (curama.jp)

家族みんなで大掃除大作戦!子ども向け掃除のお手伝いアイデア

大掃除したいけど、子どもがいるから…と躊躇している人も少なくないでしょう。この際、できる範囲で子どもにも大掃除に参加してもらうというのはいかがでしょうか。ここでは、子どもに大掃除のお手伝いをしてもらうためのアイデアをご紹介します。

「役割」を与える

子どもは何かを任されるのが大好き。一人の人間として認められる感じがするからでしょうか。大掃除でもしっかり子どもに役割を与えてあげましょう。たとえ簡単なことでも、子どもはそれを喜び作業に精を出してくれるに違いありません。

「武器」を渡す

「武器」とは、掃除道具のことです。エプロンや三角巾を子ども用に揃えてあげるだけでなく、いつもなら触ることのない掃除道具を「武器」として渡してあげるだけで、子どものやる気がグンとアップします。
例えば、「はい!これを使ってこんな風に窓ガラスの水にバイバイしてね。」と言って実際にやってみせた後で子どもにスクイージーを渡せば、張り切って言われたことをこなしてくれることでしょう。かえって大人よりも細かく丁寧に作業してくれることも!?

音楽をかける

「大掃除というイベント感」を出すために、子どもの好きなアニメソングなどの曲をボリューム大きめでかけてあげましょう。このように「いつもとは違う雰囲気」を出すことで、子どもはやる気を出して掃除を頑張ってくれるでしょう。

お楽しみを用意する

休憩の時に、お楽しみのデザートなどを用意するのも良いでしょう。頑張ったご褒美として甘いものを食べれば、その後の作業の効率もきっとアップするはず。

完璧主義にならないのがポイント!大掃除をみんなで楽しもう

大掃除に何日もかける場合は細かいところを気にするのも良いですが、1日で終わらせたい場合は細かいところを気にしていたら掃除が終わらないという悲劇が起こります。完璧主義になるのをやめて、ある程度綺麗になったらパッと切り替えて次の掃除場所に移るのも大切なことです。大掃除は家族みんなのイベント。音楽をかけながら、賑やかに楽しく作業できたらいいですね。

冬の記事や、子どもとの過ごし方についての記事は他にもあります。厳しい冬を乗り越えるための話題をチェックしたい方や子どもといろいろなことを楽しみたい方は、こちらのまとめ記事もぜひ参考にしてみてください。