ズボラでもできる!楽々毎日掃除のコツを分かりやすく解説

公開日:2025/01/31
ズボラでもできる!楽々毎日掃除のコツを分かりやすく解説

自分はズボラだから掃除は苦手…そんな風に思っていませんか?ズボラでも、ちょっとしたコツを知れば毎日の掃除のやる気が出て、きっと掃除ができるようになります。この記事では、ズボラさんでもできる掃除のコツについて紹介します。

まずはここから!物を減らして掃除を楽ちんに

最初に質問します。あなたの家や部屋の床には物が散乱していませんか?床には家具以外の物を置いていないという人は、ここを読み飛ばしていただいて構いません。逆に、床にゴミや服やその他いろいろな物が置いてあるという人は、まず掃除機をかけられる状態にするために、それらを片付けることから始めましょう。

片付け

大きいゴミ袋をいくつか用意して、ゴミを分別しながらその中に捨てていきます。ゴミが無くなったら、とにかく「床に物を置かない」ように気を付けながらその他の物を片付けていきます。床に物を置いてしまうと、掃除機をかける時にそれをどかす必要が出てくるので、そのひと手間がズボラさんにはハードルが高いと考えられるからです。

断捨離

床に物を置かないようにして片付けても物が収納から溢れてしまう場合、物が多すぎることが考えられます。いらないものを先ほどのゴミ袋に捨てていきましょう。例えば服だったら、1年着ていないものやサイズの合わないものは捨てていいものだと考えましょう。物は収納におさまる分だけ持つように心がけると、掃除がぐんと楽になります。

片付けが終われば、いつでも掃除を始められる環境になったということです。まず、一段階目はクリア。次に進みましょう。

やる気が出る!新しい掃除グッズを購入しよう

ホームセンターなどに行くと、掃除グッズがいろいろ売られています。汚れ落ちの良さそうなブラシやスポンジ、洗剤を新しく購入するというのも掃除のやる気スイッチになり得る事柄の一つです。

掃除用具

お風呂掃除に使うスポンジやトイレブラシ、お掃除シートなどにはたくさんの形状や素材、色がお店には揃っており、見ているだけでワクワクしてきます。これを使って早く掃除をしてみたい!と思わせてくれるので、ズボラさんでも掃除しようという気持ちを手の届く範囲に引き寄せることができます。
それから、新しく買った掃除用具は、掃除する場所のすぐ近くに置いておきましょう。例えば、お風呂掃除用のスポンジと洗剤はお風呂場に、トイレ用のお掃除シートや洗剤はトイレの棚の中に、といった具合に。そうすると、思い立った時にすぐに掃除を始められて便利です。掃除機も、すぐに使えるように部屋の隅に置いておくなど工夫してみましょう。掃除を始めるまでにアクションが少ない方が、掃除へのハードルが低くて掃除を始めやすいのです。

洗剤

洗剤も、今はトイレ用、お風呂用、住居用、キッチン用と、数えきれないほどの種類が売られています。中にはSNSなどで評判の良い洗剤もあり、それを目安にして購入するのも良いでしょう。汚れ落ちの良い洗剤なら、掃除のやる気もアップするというもの。また、ナチュラル志向の人なら、重曹やクエン酸などの地球環境に優しい洗剤を購入するのも一つの選択です。

ロボット掃除機

値段は高いですが、思い切ってロボット掃除機を買ってしまうという選択肢もあります。段差の無い家なら、ロボット掃除機にお任せするだけで床は綺麗になります。ズボラさんにとっては強い味方ができることになります。ただし、障害物をどける必要があることと、綺麗になるまでに時間がかかることなどがネックなので、そのデメリットも考えつつ購入を決めてください。

掃除グッズを購入したことで、掃除へのモチベーションが上がったはず。二段階目クリアです。次へ進みましょう。

1日5分で終わる!カンタン掃除計画を立てる

掃除できる環境ができて、武器(掃除グッズ)も手に入れたので、掃除のやる気が少しはアップしたのではないでしょうか。しかし、ちょっと待って。ここで、今まで0だった掃除のやる気がいきなり100になって、あそこもここも全部掃除しよう!となってしまうのは「キケン」です。

「完璧主義」「0か100か」はキケン

完璧主義の人は、掃除が苦手だと感じることが多いです。なぜかというと、完璧にきれいな状態でないと許せない、つまり7割掃除を頑張ったとしてもそれを自分で認められないからです。そのため掃除の場面でも「0か100か」の状態に陥りやすいのです。
しかし、人はいつも100の状態ではいられません。疲れてしまうからです。前述したように掃除のやる気が100になってあそこもここも全部掃除してしまったら、疲れてまた0に戻るだけです。
掃除に関しては、「0か100か」ではなく常に4割~5割をキープすること、つまり「少しずつ」を継続することが大切です。
次からは、具体的にどのようにすれば良いかを解説します。

5分で終わるように掃除内容を分割する

0を100にするのは難しくても、0を1にするのはそこまで大変じゃないはずです。また、100を続けるのは難しくても1を続けるのはそんなに大変じゃないはずです。そこで、掃除内容を紙に書き出して、5分で終わるように掃除内容を分割します。例えばトイレ1F、トイレ2F、洗面所、掃除機1F、掃除機2Fというように。

手帳に予定を書く

手帳のウィークリーのページに、月曜日はトイレ1F、火曜日は洗面所、という風に掃除の予定を書きます。掃除したい場所がたくさんあって1週間だと収まりきらない場合は、一部を次の週に回しましょう。その際、いくつかの曜日を週によって掃除内容が変わる日とすればいろいろなケースに対応可能です。

計画を立てたらあとはやるだけ

計画を立てたら、あとはその通りにやるだけです。掃除をするのはたった5分だけなので物足りない感じがしますが、それ以上やらないのがミソ。それが掃除長続きのコツです。たった5分と言っても、5分というのはけっこう長くて、掃除もある程度の範囲がきちんとできるということが分かるはずです。実際に掃除ができたら手帳にシールを貼ったりスタンプを押したりすると達成感が高まります。

毎日5分だけ掃除することで、「少しずつ」を続ける習慣ができていきます。部屋や水まわりの汚れも、できてすぐだったら落とすのも簡単。毎日家のどこかを掃除すれば、汚れが溜まりにくく落としやすいので綺麗が続きます。「毎日掃除」は一見大変なように思えますが、実はこれ以上楽なことは無いのです。

掃除のモチベーションを上げる方法3つを紹介

それでもやっぱり掃除は面倒、という人へ、掃除のモチベーションを上げる方法を3つご紹介します。

家に人を呼ぶ

家に人を呼ぶのは特に見栄っ張りの人にはとても良い方法です。「この日はあの人が家に来る!」というプレッシャーのおかげで、掃除をするのに最適な目標ができ掃除へのモチベーションが上がるため、部屋を綺麗な状態まで持っていくことができることでしょう。
ただし、遊びに来た人が帰った後はまた部屋が元の状態に戻ってしまうことが懸念されます。前述したように、掃除は完璧を目指さず普段から「少しずつ」やるのが理想的。家に人を呼ぶことは、一回家の汚れをリセットするにはとても良い方法ですが、その後も「キレイ」をキープさせるためには「毎日掃除」の実施を強くおすすめします。

音楽をかける

掃除へのモチベーションが上がる2つ目の方法は、掃除を始める時に音楽をかけることです。音楽をかけることで頭と体が掃除モードに切り替わり、なるべくノリの良い曲を選んで流せばリズムに乗って楽しく掃除をすることができます。掃除しながらメロディーを口ずさんだり、掃除用具でリズムを叩いたりするのも良いですね。音楽といっしょに掃除をすれば、時間があっという間に過ぎて掃除の負担を感じにくくなるのでおすすめです。

SNSで「掃除する!宣言」をする

掃除へのモチベーションが上がる3つ目の方法は、SNSで「今から〇〇を掃除します!」と宣言をしてしまうことです。一度「掃除する!宣言」をしてしまったら、それを実行しないと約束を破ったみたいでなんとなく気持ちが悪いものです。しかも、多くの人が見ているSNSの場で宣言をしたならなおさらです。
ただし、あまり間を空けずに宣言ばかりしていると宣言のありがたみが薄まるばかりかフォロワーに「またか」と思われる恐れがあるので、ここぞという時のとっておきの秘策として使うようにしましょう。

ズボラでもOK!少しずつ掃除の習慣をつけよう

ズボラさん向けの掃除のコツを紹介してきました。ズボラだからと言ってまったく掃除ができないというわけではありません。1日たった5分なら、掃除内容を分割したら、ズボラさんでも掃除をすることができるはず。完璧に綺麗にしなくても大丈夫。少しずつでも、毎日続けることが大切です。
そして、慣れてきたら、5分を10分にして、掃除内容を増やしてみるのも良いでしょう。大変に感じるのならまた5分に戻してみる。何にしろ、毎日続けるには自分が苦痛に感じないことが一番重要なのです。
この記事を参考にして、掃除へのモチベーションを上げてまずは0を1にしましょう。0から脱却してそれを続けるのは大変なことですが、今までの自分を変えることができるのは自分しかいません。少しずつ、ゆったり、掃除の習慣をつけていきましょう。