人が嫌いなわけではないし、人と話すのが怖いというわけでもない。それなのに、職場にいるだけで疲れてしまって、家に帰るころには何もする気力が残っていない…そんな風に感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、札幌市豊平区にある就労継続支援A型事業所「ユーリード福住」の一日をたどりながら、気をつかわずにすむ場面がどれくらいあるのかをお伝えします。読んでいただいたうえで、自分に合いそうかどうかを考えていただけたらと思います。
あなたが疲れているのは、あなたの気づかいのせいかもしれません

誰かの機嫌が気になったまま、一日が終わる
場の空気を読んで、誰かの機嫌が悪そうだと「私のせいかな」と考えてしまったり、自分に余裕がないときでも頼まれごとを断れなかったり、少し冷たい言い方をされたことが帰り道までずっと気になってしまったり。 お仕事そのものは終わっているのに、夕方にはくたくたになっている。そんなときは、疲れの原因がお仕事の量ではなく、気づかいの量のほうにあるのかもしれません。
「今、話しかけてもいいのかな」と考えている時間
分からないことがあっても、相手が忙しそうにしていると声をかけられないことがありますよね。タイミングを計っているうちに時間が過ぎて、結局聞けないまま自分で抱えてしまう。
聞くこと自体よりも、聞くまでの時間のほうが疲れてしまう、ということもあるのではないでしょうか。
「休みたい」と言い出すまでが長い
体調がすぐれない朝、休みたいと伝えるまでが大変だったりします。どう言えば迷惑にならないだろうか、このくらいの体調で休んでもいいのだろうか、と考えているうちに家を出る時間になってしまう。
ここで、そんな風に感じている札幌在住の方に一つの働き方をお伝えします。それが、就労継続支援A型という働き方です。
就労継続支援A型という働き方があります

就労継続支援A型は、障がいのある方が事業所と雇用契約を結んで、ある一定の支援を受けながら働くことのできる障がい福祉サービスです。雇用契約を結ぶので、最低賃金以上のお給料をもらうことができます。
利用するには、お住まいの市区町村が発行する受給者証が必要になります。障がい者手帳を持っていなくても利用できる場合があるので、まずはお住まいの区の窓口か主治医に聞いてみると良いかもしれません。
手帳をお持ちでない方については、
就労継続支援A型に障害者手帳は必要?受給者証との違いと申請の流れ
の記事で詳しくお伝えしています。
お給料については、
札幌のA型事業所の給料はいくら?月収・手取りと生活設計の考え方
の記事で詳しくお伝えしています。
次からは、札幌市豊平区福住にある就労継続支援A型事業所「ユーリード福住」の一日をご紹介します。
札幌のA型事業所・ユーリード福住の一日と、気をつかわずにすむ場面

ユーリード福住のお仕事の時間は9:30から15:00までです。ここでは一日の流れをたどりながら、気をつかう場面が生まれにくい理由をお伝えしていきます。
朝礼は連絡事項だけで、3分ほどで終わります
9:30になったらチャイムが鳴って、朝礼が始まります。朝礼では、その日の外部の人の出入りやお弁当のメニュー、所長の予定、その他連絡事項などが発表されて、3分ほどで終わります。
一人ずつ何かを話す時間はありません。朝いちばんに発言を求められることがないというだけで、気持ちが少し軽くなる人もいらっしゃるのではないでしょうか。
作業中の会話は、お仕事の確認や相談がほとんどです
事業所内にはBGMが流れているので、音が一切しないという環境ではありません。また、利用者さんどうしの会話は、作業に関する確認や相談がほとんどです。
雑談に加わらなくても浮いてしまうことはありませんし、加わりたくなったときは自分のペースで加わることができます。
休憩はお昼休みのほかに、午前と午後に10分ずつあります
10:40~10:50と13:50~14:00に、10分の休憩があります。この休憩はリフレッシュ休憩と言い、賃金の発生する勤務時間に含まれます。トイレに行く人やスマホを見る人など、過ごし方はさまざまです。
この10分をどう過ごすかは自由なので、誰かに合わせる必要がありません。
昼休みは、話しても話さなくても大丈夫です
12:00から13:00までの1時間が昼休みです。昼食はお弁当を注文することもできますし、コンビニに買いに行っても、外食をしてもOKです。昼食は自席で食べます。
誰かと会話をしてもいいし、しなくても大丈夫です。一人で過ごしたい人は一人で静かに過ごすことができますし、席には隣の人との仕切りを使うこともできます。
事業所内には自由に使えるウォーターサーバーと電子レンジがあるので、お茶を飲んだり持参したお弁当を温めたりすることもできます。
A型事業所のお昼休みについては、
【札幌・A型事業所】お昼休みに一人になりたい方へ。好きな過ごし方ができる職場でリフレッシュ
の記事で詳しくお伝えしています。
毎日の日報では、体調報告を必ず行います
14:45になったら身の回りの整理整頓や掃除をして、その日の日報・業務内容の報告をチャットワークでします。内容は、当日の業務内容・翌日の予定・体調報告・気づいたことの4点です。
体調報告が毎日の決まった連絡事項になっているので、体調のことを自分から切り出す必要がありません。どのタイミングで言えばいいだろうか、どう言えば迷惑にならないだろうか、と考えなくても、チャットワークで書けば伝わります。
気をつかいすぎてしまう方がいちばん疲れるのは、この「言い出すまでの時間」なのではないでしょうか。小さなことのようですが、その時間がそもそも生まれにくいというのは、働き続けるうえで大きいことだと思います。
札幌のA型事業所・ユーリード福住では、分からないことを聞くのに、勇気は要りません

午後になるとおなかがいっぱいになって集中が切れることは、誰にでもあると思います。ユーリード福住では職員が定期的に様子を見に来てくれるので、こちらから呼び止めなくても声をかけてもらえます。
また、分からないことがあったらいつでも職員に質問できます。質問するといつも丁寧に教えてくれるので、「今、聞いてもいいのかな」と考えている時間がそもそも生まれにくいです。
ユーリード福住のお仕事の内容

ユーリード福住では、パソコンが得意な方も苦手な方も、これからパソコンを学びたいと思っている方もその人がその人らしく輝けるお仕事がたくさんあります。ここではユーリード福住のお仕事をご紹介します。
パソコンを使うお仕事
ネット販売代行、データ入力、市場調査レポートの作成、事務作業、ライティング、ホームページ制作、デザイン、動画編集などがあります。簡単なパソコン操作でできるお仕事から、経験を生かせるお仕事までいろいろ用意されています。
パソコンを使わないお仕事
施設外支援として飲食のお仕事もあります。接客は基本的にありません。
飲食のお仕事については、
A型事業所の仕事は事業所の中だけ?外の飲食店で働く経験もできます
の記事でもご紹介しているので読んでみてください。
パソコンは苦手だけれどこれから学びたいと思っている方向けのお仕事
パソコンの操作にまだ慣れていない方の場合は、ネット販売代行か市場調査レポートを作るお仕事から始めて、少しずつパソコンの操作や生成AIの使い方に慣れていっていただいています。
札幌のA型事業所・ユーリード福住の働く時間と、通いやすさ

9:30から15:00まで、週5日です
実働は約4.5時間です。月曜から金曜までで、土日祝日はお休みです。
A型事業所は雇用契約を結んで働く場所なので、毎日出勤することが基本になります。とはいえ、体調がすぐれない日や通院の日にお休みしたり遅れて来たりすることはもちろんできます。
福住駅から歩いて4分です
ユーリード福住は、地下鉄東豊線の福住駅1番出口から歩いて4分のところにあります。福住や月寒、清田にお住まいの方が歩いたりバスを使ったりして通えるだけでなく、東豊線、東西線、南北線の沿線にお住まいの方も十分通える範囲です。
福住駅にはバスターミナルもあるので、地下鉄で通いにくかったらバス、という風に通勤手段を替えることもできます。
ユーリード福住へのアクセスについては、
札幌地下鉄沿線からの通勤OK!A型事業所ユーリード福住へのアクセス
の記事でも詳しくお伝えしています。
札幌のA型事業所・ユーリード福住の事業所の様子は、写真でも見ることができます

事業所の中は、全体的に木目調の壁でほっとできる雰囲気です。広々としていて明るく、天井が高いので開放感があります。
玄関を入ってから退勤までの様子を、実際に働いている利用者さんが写真つきでレポートした記事もあります。
→札幌のA型事業所・ユーリード福住の日常はどんな感じ?利用者が1日の様子をレポート!
人と話すこと自体がつらいという方へ。次は札幌のA型事業所・ユーリード福住の見学へおいでください

この記事は、人が嫌いなわけではないけれど気をつかいすぎて疲れてしまう、という方に向けて書きました。ユーリード福住は、そんな方が毎日働きやすいように工夫されている、職員によるサポートが手厚いA型事業所です。この記事には1日の様子を書きましたが、記事を読むだけではやはり実際の事業所の雰囲気を感じ取ることはできません。ユーリード福住では、「まず事業所の見学から」と皆さんにお伝えしています。
見学は、利用者さんが働いている様子を見られる平日の9:30~15:00に行っています。見学は1時間弱で終わり、体験は1日実際に働いてみることができます。
見学の申し込みはいつでも受付中です。電話かお問い合わせフォームで申し込みをすることができます。まだ申し込みとまではいかなくても、少しだけ話を聞いてみたい、というお問い合わせも歓迎しています。
ユーリード福住の見学や体験、採用までの流れについては、
【札幌】A型事業所ユーリード福住の見学・体験・採用までの流れを詳しく解説!
の記事で詳しくお伝えしています。