A型事業所を探していると、データ入力やデザイン、動画編集といったパソコンを使うお仕事の名前が並んでいて、パソコンが苦手な自分には無理かもしれない、と感じている人もいらっしゃるのではないでしょうか。働きたい気持ちはあっても、お仕事の名前を見ただけで、見学に行く前から気持ちがしぼんでしまうこともありますよね。

この記事では、A型事業所にはどんなお仕事があるのかを解説し、「パソコンが苦手」という気持ちをどう考えていけばいいのかをお伝えします。後半では、札幌市豊平区にあるA型事業所「ユーリード福住」が、働き始めるときの目安にしているパソコンの操作と、パソコンが苦手な方にご案内しているお仕事についてもご紹介します。

A型事業所のお仕事は、パソコンを使うものだけではありません

A型事業所にはどんなお仕事がある?

就労継続支援A型(以下、A型)は、障がいや病気があって、今すぐ一般の会社で働くのはむずかしいけれど、サポートがあれば雇用契約を結んで働ける方のための障がい福祉サービスで、どんなお仕事をするのかは事業所ごとに違います。

飲食店での調理や配膳、お店での販売や品出し、商品の袋詰めや梱包などの軽作業、建物の清掃、農作業のように、体を動かすお仕事が中心の事業所もあれば、データ入力や事務作業、SNSの運用、ホームページや動画を作るお仕事のように、パソコンを使うお仕事が中心の事業所もあります。

就労継続支援事業所で行われている作業については、
就労継続支援事業所では何ができる?利用者が行える作業の内容を紹介!
の記事でも、一つずつご紹介しています。

どのくらいパソコンを使えることが求められるかも、事業所によって違う

同じようにパソコンを使うお仕事でも、文字の入力やWord・Excelの基本的な操作ができることを働き始めるときの条件にしている事業所もあれば、マウスの使い方やファイルの保存のような操作からお仕事をしながら覚えていける事業所もあります。

パソコンが苦手だからA型は無理かもしれない、と決めてしまう前に、気になる事業所の紹介ページや求人で、どんなお仕事があって、どのくらいパソコンを使うのかを確かめてみると、自分に合いそうな事業所が見つかりやすくなるのではないでしょうか。書かれている内容だけでは分からないときは、見学で利用者さんが実際に働いている様子を見ると、どんなふうにパソコンを使っているのかもイメージしやすくなると思います。

「パソコンが苦手」の中身を、少し分けて考えてみる

ひとことで「パソコンが苦手」といっても、どこが苦手なのかは人によって違っていて、それによって合いそうなお仕事も変わってくると思います。ここでは、2つの場合に分けて考えてみます。

まだほとんどパソコンを使ったことがない

パソコンの電源を入れたり、マウスで選んだり、キーボードで文字を打ったりすることにもまだ慣れていない場合、パソコンを使うお仕事が中心の事業所では、お仕事の内容を覚える前に、パソコンの操作を覚えることで手いっぱいになってしまうかもしれません。

そんなときは、調理や清掃、軽作業のように、パソコンをほとんど使わないお仕事がある事業所を探すこともできますし、お仕事をしながら基本の操作から覚えていける事業所を探すこともできます。パソコンを使わないお仕事から働き始めるのも、自分に合った始め方の一つなのではないでしょうか。

パソコンは使えるけれど、得意とは言えない

インターネットで調べものをしたり、文書を作ったりすることはできるけれど、打つのが速くない、知らない言葉が出てくると不安になる、人に「できます」と言えるほどの自信はない、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

この場合は、「パソコンが苦手」というより、「パソコンに自信がない」と言ったほうが近いのかもしれません。事業所の紹介に「ホームページ作成」や「デザイン」「動画編集」といったお仕事の名前が並んでいると、それができないと働けないように見えてしまいますが、A型事業所のお仕事の中には、比較的かんたんな操作でできるものもあります。自信があるかどうかとは別に、今の自分がどんな操作ならできるのかを一度思い浮かべてみると、始められそうなお仕事が見えてくるかもしれません。

札幌のA型事業所・ユーリード福住では、パソコンが苦手な方はどのお仕事から始める?

ここからは、札幌市豊平区にある就労継続支援A型事業所「ユーリード福住」をご紹介します。

ユーリード福住はA型事業所なので、雇用契約にもとづいて、平日の9:30~15:00に毎日出勤することが基本です。とはいえ、体調が悪い日などやむを得ない事情があるときは、休んだり、遅刻や早退をしたりすることももちろんできます。

お仕事の多くはパソコンを使います

ユーリード福住のお仕事には、データ入力、ライティング・事務作業、ホームページ・アプリ作成、デザイン、動画作成・編集、ネット販売代行、市場調査レポートの作成などがあり、その多くはパソコンを使うお仕事です。パソコンを使うお仕事のほかに、札幌市内の調理店舗で働く飲食のお仕事(施設外支援)もあります。

ユーリード福住でのパソコンを使った仕事については、
札幌でパソコンの仕事ができるA型事業所|ユーリード福住の仕事内容
の記事でも詳しくお伝えしています。

働き始めるときの目安は「パソコンの基本操作」ができること

お仕事の多くがパソコンを使うものなので、ユーリード福住では、パソコンの基本操作ができることを、働き始めるときの目安にしています。パソコンの基本操作とは、例えば次のようなことです。

  • インターネットを使って検索ができる
  • ひととおりのパソコン用語が分かる(フォルダやファイルの扱いが分かる、など)
  • Excel、Wordの基本的な操作ができる

「パソコンが苦手でもこの3つはできる」という方には、パソコンに苦手意識があっても始めやすいお仕事をご案内しています。

「自分ができるパソコン操作がこの3つに当てはまるのか分からない」「基本的な操作がどのくらいのことなのか自信がない」という方は、自分の現状が3つの目安に見合っているかどうかを見学のときに相談することもできます。

比較的かんたんな操作でできる「ネット販売代行」と「市場調査レポートの作成」

ユーリード福住では、パソコンに苦手意識がある方には、比較的かんたんなパソコン操作でできる「ネット販売代行」か「市場調査レポートの作成」のお仕事をご案内しています。

ネット販売代行は、ECサイト(インターネット上のお店)への商品の登録や在庫の管理、注文の受付、お客様への対応などを代行するお仕事です。

このお仕事では、まず職員がマニュアルを見ながらお仕事の内容を説明して、一緒に作業をしてみるところから始めます。そのうえで、パソコンをどのくらい使えるか、覚えるペースはどのくらいかを一緒に確認しながら、その方に合わせて少しずつお伝えしていきます。1週間ほどで基本的な出品(商品をECサイトに登録すること)ができるようになる方が多いのですが、覚えるスピードには個人差があるので、自分のペースで覚えていって大丈夫です。

市場調査レポートの作成は、必要な情報を集めて調べ、レポートの形にまとめるお仕事です。具体的には、生成AIを使って必要な項目を調べたうえで、決められた書式にまとめるところまでを進めます。

「できるを進めて、できないを補い合う」職場

パソコンが苦手だと、分からないことを聞いたときに「こんなことも知らないの?」と思われないか、心配になることもありますよね。

ユーリード福住では、できないことを指摘するのではなく、「できるを進めて、できないを補い合う」チームになることを大切にしていて、落ち着いた雰囲気の中で、利用者さんそれぞれが自分のお仕事に集中できる環境づくりを心がけています。お仕事の進め方も、本人の気持ちを置き去りにして決めることはせず、必ず説明をしています。

また、お給料に見合ったお仕事ができるようになって自信を持てるように、お仕事に対する自立心を育てていくことも大切にしています。パソコンに自信がないところから始めて、できることが少しずつ増えていくことが、その自信につながっていくのかもしれません。

パソコンが苦手でも働けそうか、札幌のA型事業所・ユーリード福住の見学で確かめてみませんか

パソコンが苦手でも働けるかどうかは、記事を読むだけでは決めきれないところもあると思います。ユーリード福住では、「働いてみようかな」と迷っている段階でも、軽い気持ちで見学においでいただけたらと思っています。見学では、利用者さんが働く様子や、事業所の落ち着いた雰囲気を感じていただけますし、自分の現状がユーリード福住で働き始めるときの目安に見合っているかどうかを相談することもできます。

ユーリード福住では、いつでも見学の申し込みを受付中です。見学は、利用者さんが実際に働いている様子を見られる平日の9:30~15:00に行っていて、1時間弱で終わります。見学の申し込みは電話やお問い合わせフォーム、メールで受け付けていて、まずは話だけでも聞いてみたい、というお問い合わせも歓迎しています。見学の申し込みや、お問い合わせをお待ちしています。

見学や体験、採用までの流れについては、
【札幌】A型事業所ユーリード福住の見学・体験・採用までの流れを詳しく解説!
の記事で詳しくお伝えしています。